
お中元やお歳暮、
そういった贈り物が必要な時に
「これを贈っておけば、まず大丈夫」
ってのありません?
それがウチではこの、
ガトーフェスタ ハラダのグーテ・デ・ロワ
つまりは「ガトーラスク」なんですね。
値段もそこまで高いわけでは無いし、
品質も良く、比較的ウケも良い。
今までは何かの用事のついでに
店舗のある新宿に直接寄って買ってたんですが
コロナもあるし、

ということで
最近はずっとネットから注文しています。
このガトーフェスタ ハラダ、
ご存知の方も多いかもしれませんが
ラスクの専門店。
ケーキやゼリーなども販売してますけど
収益の柱が「ラスク」であることは
疑いようがありません。
それはつまり、
このラスクの売上が会社の命運を分けている
ということ。
今回私は、実家や親戚に贈る用と
自分たちで食べる用として
ラスクの詰め合わせを5つ注文したんです。
1個3000円くらいするので、
計1万5000円。
お菓子としてはなかなかに良い金額です。
過去に私が新宿に行ってた時は
7つとか買ってる女性とかも
普通にいたんですが、
そう考えると、
2万1000円がポンっと
発生してる計算になる訳です。
そう考えると、

と思ったんですよ。
何がヤバいのかっていうと、
このラスクを
4個も5個も買うようなマダムな方々が
長蛇の列をなして、
いまか今かと並んでいたんですよ。
・・・ヤバくありません??
それを思い出してハラダさん(?)が
一体いくら儲かってんだろと調べてみたら
ガトーフェスタ ハラダの売上高は
2017年実績で179億円とのこと。。。
これ、私が昔いたブラック企業の
数倍の売上なんですよね。苦笑
・・・お菓子ですよ?
別にお菓子を
馬鹿にしているわけでは無いんですが、
(ロッテとかもっと凄くて数千億でした)
お菓子の市場規模って想像以上に
バカでかいんです。
調べた限りでは約3.6兆円規模でしたが、
比較対象として、
日本映画の市場規模を紹介しておくと、
まさかの約2000億円。
10倍以上の差があるんですねと・・・。
っと、それはさておき。
流石にひと月何個のラスクが売れているのかは
分かりませんでしたが、
どれくらいか想像することくらいは出来ます。
全売上が179億円なので少なく見積もっても
その25%はラスクと考えても約48億円。
ラスクの詰め合わせが一個3000円と考えると
単純計算で年間160万個も
売れてることになるんですよね。
となると毎月13万個・・・?
確かに、大手の百貨店とかを中心に
色んなところで売られているのは
知っていますし、
私のようにお中元、お歳暮、
結婚式、バレンタインとかのタイミングで
予約が入るのはわかりますけど

って感じですね。
自分で計算しながら
これ売れすぎじゃないか?
って思っちゃうわ・・・。
で、ここでちょっと頭を切り替えますが、
こういった超一流の企業を
自分で調べてみるのって
ビジネス的にもかなり重要なことなんです。
やればやるほどマーケティングの力が
メキメキ上達しますので。
何故なら、
「なぜ売れるのか?」
という事を学べるから。
それを学んで「何が良いのか」というと、
あなたのネットビジネスにも
応用することが出来るからです。
今回で言えば、
ガトーフェスタ ハラダの戦略を
真似ることが出来るようになる
ってことです。
勿論、あなたがラスクを焼いて
作るわけではなくて
その販売戦略やブランディング方法を
真似るわけです。
例えばブランディングで言えば、
ガトーラスクを入れる「箱」とか。
見てもらうと分かるんですけど
ホワイトでおしゃれな化粧箱ですよね。
中身がラスクだと分かっていたとしても、
もらう側としてはかなり嬉しいものです。
こういう「見た目」という一要素だけでも
もらう側のテンションは上がるし、
「あそこの商品は良いよね!」
という風に満足度も上がって
ブランディングにも繋がるんです。
当然、ブランディングという意味では
商品自体にも質や魅力が
伴っていなければいけません。
そういう意味では
ハラダのラスクの美味しさは折り紙付き。
サクサクッとした食感の楽しさもそうだし
紅茶とかにもバッチリあいます。
種類も多いから飽きが全くこないので
思わずどんどん食べちゃうんですね。
しかも、どの年齢層にも好まれるような
ほど良い甘さがさらに良い。
まさに「王様のおやつ」を冠するに
ふさわしいかと。
買ってくると
子供が取り合いになるくらいですし。笑
こういった、
美味しいし、見た目も良いし、
送ったら喜ばれる商品は、
送られた側も
「自分も誰かに送る時は使おう」
と思うんですよね。
また、送った側も、
喜ばれたって事実を他の人に
言いたくなったりするものです。
これが「口コミ」なんですね。
お金の力では無い、純粋な口コミ。
ハラダについて話してるこの記事を読んで
検索してみた方もいるんじゃないでしょうか?
こういった口コミの力ってかなり強くて、
↓
自然と人が集まってくる
↓
自然と商品やサービスが売れていく
↓
さらに口コミが加速する
↓
繰り返し
って現象が発生するんです。
勿論、その口コミを最大限に活かすには
ベースとなる仕組みや戦略が不可欠です。
その一部が、
公式サイトやブログ、通販サイトといった
メディアだったりします。
こういった口コミの受け皿を
用意していないと、
いざ口コミが起きたときに
後手に回ってしまって、
見込み客を取りこぼしてしまうってわけですね。
そういう意味では、
ガトーフェスタ ハラダの公式サイトは
マーケティング的な視点で見ても
かなりのハイクォリティで
仕上がっていると思います。
商品のこだわりも書いてあるし、
ひと目で何を販売しているかもわかるサイト構成。
最終的にはオンラインショプに
必ず行くように整えられたサイト設計。
理念や信念もしっかりと語られていますしね。
あとはメルマガ登録がもっとわかりやすければ
完璧だと思います。
また、SEO対策はバッチリなので、
利用客は相当だと思います。
「ラスク」
「ラスク 人気」
「ラスク 美味しい」
この辺りのキーワードで
上位に表示されていますし。
上位表示じゃないキーワードでも、
検索1位のサイトが
ハラダのラスクを推奨しているので、
間接的に集客が出来ている状態にもなってます。
なんかもう、
ラスクの市場は誰にも譲らないという
強い意志を感じるレベルです・・。
とまぁ、こういった、
1つの市場を徹底的に攻略しつつ、
味も見た目もマーケティング戦略も
しっかりと練られたものだから、
ハラダのラスクはちゃんと売れるし、
リピーターも続出していくんですね。
これはネットビジネスでもそうで、
1つの良い商品があれば、
それを徹底して
ブランディングしていくだけでも
稼いで行くことは十分に可能なのです。
それこそ、
マーケティングをしっかりと行えば
一気に集客は加速しますからね。
モチロン、
そこで戦術レベルのテクニックを駆使しても
短期的に稼げますけど
やっぱり重要なのは何といっても
「商品そのもの」
なんです。
ハラダのラスクのように
良い商品を作り出していたら、
そのビジネスは自然と口コミがおきますし
着実にリピーターを増やしていく事ができ
その結果、成功していくわけですね。
しかも、商品によっては高単価なので
利益率も高い。
その利益から次なる収益の柱となる
商品開発も可能となるでしょう。
確かにガトーフェスタ ハラダは
一流の企業ですが、
一個人のビジネスであったとしても
勉強になること、真似できることは
数多くあります。
ビジネスとは、
そういった改善を積み上げていくことで
成功に近づくものだと私は思っています。
モチロン、そのためには基礎的な戦略が
大前提としてあると思いますけど。
ん~、まだまだ私も
学ぶべきことがたくさんです。
ガトーフェスタ ハラダ意外にも
気になる企業がいっぱいあるので、
そういうのもマーケティング視点で
研究・調査していきたいですね。
今回のように実際に購入したり、
サービスを受けて学べることって
ホントに多いので、
ビジネスをする方はそういう経験にも
投資をしてみると良いかも。
1個3000円のラスクの詰め合わせを
深堀りするだけでも、
かなりの学びが得られましたからね。
凄まじいコスパの良さです。
まだ、時期をみて注文しておこうかな。笑