
こんにちは、ツツジです。
- ブログ記事の大量生産という危険性について学べます

今日はブログ記事・・というか「大量生産」という考え方についてのお話。
先に言っておくと、「量と質、どっちが良い?」という話ではありません。
「頑張って数を増やす」という行為について、それって本当に合ってる?
というのをもう一度考えて欲しくて、この記事を書いてみました。
“量にこだわってる方”は是非、一読してみてくださいね。
では、はじめていきましょう。
頑張る事は良い事。でも、頑張る事=稼げるでは無いという事実
ツイッターとかを見ていると、

やっと30記事書きました!
とか、

とうとう100記事超えました!やった!
といった風にご報告される方がいますよね。
これ自体は良いと思うんです。
それはその方の努力であり、疑いようの無い事実であり、まさに「実績」ですので。
ですが、
「200記事、300記事と、努力して頑張って書いているにも関わらず、全然利益が出ない」
そのような状況であれば、普通に考えて「何かがおかしい」です。
テクニック云々とかでは無く、
根本的に何かがズレてる。
そう思った方が良いです。
でも、この手の状況に陥った多くの方は、

まだ記事が足りないのか・・でも、もっと記事を書けばきっと稼げる!まだまだ書くぞ!
と言って、さらにめっちゃ頑張って記事を増やしてしまいます。
当然、根本的に「何か」が間違っている訳ですから、いつまで経っても稼げない・・・。
例え稼げていたとしても、雀の涙という感じ。
そして、いずれは燃え尽きてしまい、止めてしまう・・・。
意外とこういう方、多いんですよね。
なんでこんな事が起きるの?
それは利益の上げ方の根底に、
「やったらやった分だけの利益が出る」
という“誤った考え”があるからです。
これは、ある意味では“時給的な思考”に近いですね。
ことネットビジネスに対しては、この誤った考え方をする人が非常に多いのです。
なら、どういった考え方が正しいのか?
それは、
「やったらやった分だけの利益が出る。それは、“適切な方法・方向に向かって頑張っているから”」
これこそが真実なのです。
この、
「適切な方法・方向を導き出せていない方」
が本当に多いんです。
そして、

とりあえず・・・数をこなしていればそのうち結果が出てくるかな?
と言うような、ふわっとした感じでブログを始めてしまい、結果として大量生産の道を突き進んでしまう方が後をたたないのです。
【昔話】ツツジも実はそうだった・・・
私も過去に1年間、独学でトレンドブログでやっていた時期がありました。
その時の話をちょっとだけしましょうか。
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独学でネットビジネスをはじめた当時は量産に次ぐ量産。
トレンドブログなので、その性質上、確かに記事数は大事だが、完全に無思考で記事数を増やすことばかりに注力していた。
そして増える記事の「数」を見ては、ホクホク顔になっていたのだった。
ツツジ
これで120記事目!これだけやればそのうち利益が出るに違いない!
といった感じで。
利益が全然出ていないのにも関わらず、そう思っていたのだ。
(※100記事は書いた方が良いというのは事実です。書けば書いた分だけ、ライティングスピードもテクニックもどう考えても上がるし、習慣化することで最終的には継続的な利益に繋がりますので)
だが、この頃から、ホクホク顔になりながらも心の片隅で
ツツジ
(このままで本当に大丈夫なのか?)
という漠然とした不安感は常に感じていた。
何故なら、利益が出ていない事はモチロン、今の状態で脱サラしても、食っていく事など到底出来ないと十二分に理解していたから。
だからこそ、その不安感を払拭するように、
・今の状況(大量生産)が本当に正しいのか?
・大量生産のメリット・デメリットは?
・大量生産は本当に利益に繋がるのか?そういった、
世間一般で言うところの“当たり前の部分”をもう一回、自分で徹底的に調べ直した。それまでは、
「ブログは記事数がモノをいう」
という、
当時の大多数のブロガーが発信していた情報や意見などを参考にしていたが、それ以降は「記事の数に依存しない考えを持つ方の意見」もしっかり捕捉して、その方を思考方法を学んだのだ。その中に、“今の師匠もいた”という訳である。
そして、そういった学びを得ていく中で、ただ頑張るだけではダメという事を知った。
ブログは情報発信メディアであり、同時にオンライン上でのコミュニケーションの場なのである。
ということは、ブログにはコミュニケーションが不可欠なのである。
当然だ。
なんたって、相手は「人」なのである。
一方通行な、誰もキャッチできない暴投(コミュニケーション)なんてしても意味がない。
では、「人」はどのようなコミュニケーションを求めているのか・・・・?
それは・・・。
・・・。
そういった観点から、私はブログをする上での原理原則を改めて再認識したのだ。
それをした結果、無思考でただただ記事を量産する事に意味は無く、
少しでも記事を読んでいただけた方に「何かしらの価値」を提供する記事を書かなければならないと学んだのだ。
ここで言う価値とは、
・知識(有料レベルの情報、秘匿された情報)
・体験(実践的なノウハウ、経験則)
・感情(面白い事、励まされる事)などが中心となるものだ。
ある意味では、当然の結果であるものの、当時の私には決定的に欠けていたものであった。
そして、それ以降、この「価値を提供し続けること」を決して止めてはいない。
それは今でも変わらないことだ。
「大量生産」はただ作れば良いという意味では、思考を働かさなくて済むため、確かに楽だ。
しかし、本来の目的は「記事を沢山作る事」でもなければ「楽に記事を作ること」でもない。
最終的なゴールはそれこそ【経済的自由】なのだ。
であれば、
「記事を沢山作る」という「数」にこだわる必要もなければ、「自分の記事作成を楽にする」必要も本来ない。
利益を追求しつつも、読者様にひたすらに価値を提供する。
これがツツジの選んだ、ネットビジネスをする際に誓った基本方針なのである。
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なんだか昔話をしていたら、途中から私自身の主張になっていましたが、そこは気にせずに(苦笑
ここから分かる通り、もし大量生産をするにしても、何も考えずに、積み上げては決していけないという事ですね。
これ、記事を大量に作成しているブロガーさんは必ず言っていますよね。

PDCAを回さないとダメですよ~
と。
まさにそれなんです。
大量生産は、PDCA・・・つまり、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)を行うことを前提に、行う必要があるんです。
そのための“データ集め”が、「大量生産」に当たるんですね。
だから、単純に記事を作成しまくっていてもダメ、というわけなんです。
適切な方向とは?
話を戻しましょう。
正しい考え方である、
「やったらやった分だけの利益が出る。それは、“適切な方法・方向に向かって頑張っているから”」
についてですが、大抵の方がこれを聞いたら、

結局、適切な方法・方向って何?どっちなの?
となりますよね。
答えを伝えてしまうと、
適切な方法とは、このブログで何度か話している「仕組み化」がそれに当たります。
「仕組み化」というとちょっと分かりづらいので、
「型(かた)」と表現しましょうか。
「型」です。
「型」というと、武芸などに使われる言葉ですが、イメージとしては、アニメで大人気の「鬼滅の刃」にも剣術の技で<壱ノ型>とかありますし、「ヒカルの碁」でも「型」を<定石>と呼んだりします。
要は、「型」はセオリーや基本といったものです。
それが適切な方法の一つ。
んで、ネットビジネスのセオリーや基本というのが、「仕組み化」という訳です。
この仕組み化の詳細は、ブログやメルマガを通してかなり詳しくお話していますので、是非、ご覧くださいませ。
そして、もう一つが適切な方向。
これは、「誰に」という部分です。
例えば、あなたが人にテニスを教えるとしましょう。
あなたのテニスの知識がアマチュアくらいであれば、テニスの初心者や子供相手、ちょっとした運動目的の方には十分な価値を提供できると思います。
ですが、これが、プロテニスプレーヤーだったりコーチだったりした場合、あなたの知識では物足りないと思われてしまうのです。
当然ですよね。
相手の方がレベルが上ですので。
つまり何が言いたいのかというと、
キチンとターゲットを明確にした上でビジネスは進めなければならないということなのです。
全ての方をターゲットにすることは出来ないし、そもそもする必要がないんですね。
この辺りをしっかりと定めてから、情報発信をしておくと、記事内容の質のバラツキが減って、ターゲットとなる読者様にとって読みやすい記事になりやすいんです。
ブログ記事を大量生産する方は、多くの方ががんばり屋さんなんですよ。
今までの経験上、ホントそういう人が多いので。
でもこの2点がちょっとおかしいだけで、全く利益が出ない構造になってしまって、苦しんでいるんです。
実に勿体ないです・・・。
だからこそ、早い段階でこの事実に気づいて欲しいですし、記事数がそこそこまで行ったら、ちゃんと収益化が進んでいるのかをチェックもして欲しいのです。
そして、確信を持って、ネットビジネスを進めていただければと思うのです。
今回ご紹介した2点、適切な方法と適切な方向を押さえるだけでも、あなたのビジネスは大きく変化しますので、是非とも参考にしていただければと思います。
では、今回はこのくらいで。