
ツツジです。
今回の内容はこちらです。
- スキャルピングは本当に難しいのかという点を学べます
- スキャルピングが難しく感じる原因が何かわかります


スキャルピングは稼げるといわれてるけど、ネットを見るとどこも難しいと書いてあって出来る気がしないよ・・
と、嘆いているあなた。
今回はそんなお悩みを持っている方に“風穴を開ける”ような記事を作成してみました。
読み終わった後に、

ほ~・・・。そういう考えもあるのね。なるほど。
と思って頂ける内容となっていますので、是非、見ていってくださいね。
また、「スキャルピング以外のトレードにも通用する考え」として学べる点もあると思います。
ではでは、早速いってみましょう。
【結論】スキャルピングは本当に難しいのか?
んで、結局のところ、スキャルピングは本当に難しいのかって話なんですが・・。
結論を言ってしまうと、
ぶっちゃけ、“難しい”です。
・・・・・。
難しいんかいッ!!
・・・とまぁ、ノリツッコミはさておき。
この難しいという意味ですが、
「スキャルピングは、下調べや学ぶこと無しに勝つことは難しい」
という事なんです。
至極当たり前ですよね?
これは何もスキャルピングに限ったことではありません。
・資格試験に合格するためには勉強といった「下調べや学び」が必要です
・テニスを上手くなりたければ「練習」が必要です
・ソシャゲで新しく実装された強すぎるレイドボスを倒すために「何度も挑戦」するのも必要です
根本的な所はみんな同じ。
何かを上手くこなすには、
・知識
・学び
・挑戦
・練習
・思考
こういった事がどうしても少なからず必要なのです。
ちょっと話がずれちゃいましたが、スキャルピングも同じなんですね。
何の策も、訓練も、根拠も、ルールも無ければ難しくて当たり前。
・ドラクエで言えば、「ひのきのぼう」と「布の服」でゾーマに挑むようなもの。
・ポケモンで言えば、マサラタウンの草むらで捕まえた「Lv.3のポッポ」と「Lv2のコラッタ」で四天王に挑みにいくようなもの。
なわけです。
※分かりにくかったらすいません。
でも、しっかりと考えられた上での「ルール」や「根拠」、「損切方法」が定められているのなら、スキャルピングは他のトレード手法よりも、逆にリスクを減らせすことが出来るのです。
なぜなら、
トレード時間が超短期なので、即座に損切り判断が出来て、無用な損失を防ぐことができるからです。
この事をまずは理解しておくべきなのです。
スキャルピングで利益を上げている人を観察・分析していると、適当にトレードをしている人なんて1人もいませんからね。
とまぁ、このように「それらしいこと」を言うと、もしかしたら、こう思う人もいるかもしれません。

そう言われると確かにそうなんだけど、その色々考えるのが難しいんですよね・・
であれば・・・。
どんなことが難しいのか「具体的に挙げて」いきましょう。
頭の中で考えている問題をキチンとアウトプット(紙に書いたり、Excelでまとめたり)して、その問題に対して一つ一つしっかりと解決案を提示していくと、やるべき事が明確化されますので。
頭を整理させることはとても大切なことですからね。
ではまずは、一般的に言われている「スキャルピングが難しいと言われる原因」を見ていきましょう。
スキャルピングが難しく感じる10の原因と解決法
「スキャルピング=難しい」とよく言われる原因は以下の通りです。
※今回は分かりやすく「株式・為替・仮想通貨」を一緒くたにしています。本来はあまり良くありませんが(汗
①そもそも勝てない
②たくさんの回数をトレード出来ない
③メンタルが保てない
④手数料が高い
⑤損小利大のトレードになりにくい
⑥値動きに振り回されやすい
⑦大きな損失にになりやすい
⑧悪い癖がつきやすい
⑨高い分析力と即座の判断力を求められる
⑩値動きが細かいほど予想しづらい
どうでしょうか?
あなたの「スキャルピングが難しい」と感じる原因がありましたか?
これらについて、私なりの解決策を挙げていきましょう。
①そもそも勝てない
勝てない要素はそれこそ無数にありますが、スキャルピングに関して言えば以下の3点が非常に大きな比重を占めています
・トレードをする上で根拠あるルールを定めているか
・定めたルールを守れているか
・平常心でトレードを行えているか
これがキチンと出来ていれば、そう簡単には相場から退場するレベルの損失は発生しませんし、着実に利益を積み重ねることが出来ます。
この辺りは以下の記事で詳細をお伝えしていますね。
②たくさんの回数をトレード出来ない
そもそも、初心者の方がいきなり20回も30回もトレードが出来ないのは当たり前です(苦笑
専業であればモチロン別ですが・・・。
だからこそ、まずは回数に縛られず、
1回1回のトレードを丁寧に行なっていくことが大事です。
スピードを上げて、回数を増やすのは、トレードに慣れてからでも遅くはありません。
と、そうなると、人によっては
「トレード回数が少ないとあまり稼げないじゃないですか?」
と考える方もいるかも知れません。
確かに、“最初は”そう感じるかも知れません。
ですが、
まず稼ぐことよりも負けないことの方が、このトレードの世界では圧倒的に優先される事なのです。
負けたら、撤退したらそこで完全に終わりですからね。
負けなければ「次」がありますから。
また、一般的にはスキャルピングは少ない額しか稼げないと言われますが、1回のトレードで利益は数百円から数万円までと、実はかなり幅が広いです。
その辺は運用資金やレバレッジ次第でどうにでもなる部分なので、こちらも後からで良いのです。
何よりも、慣れて、負けずに生き残ること。
これが重要なのです。
勝つ事、稼ぐことはその延長線上にあると思ってください。
なお、レバレッジに関しては以下の記事が参考になるので見てみてくださいな。
③メンタルが保てない
このメンタルが保てないという問題。
これは確かにあります。
判断をミスってしまった場合や相場が想定外の動きをして、損失が発生してしまった時など。
そういった時にメンタルは不安定になりがちです。
そんな時は・・
寝てください。
とりあえず、“寝てください”
・・・。
・・・いや冗談ではなく、本気で。
メンタルが保てていない、つまり、不安定になった状態では冷静な判断なんて当然できません。
故に、そういう時はトレードをしないこと。
これが最大・最高の損失リスク回避方法です。
そして、その不安定な状態から復活するには、一度メンタルをリセットする必要があるのです。
そのために「寝る」という訳です。
しっかりと寝ることでメンタルはモチロン、集中力も復活しますので、冷静な判断をしやすくなりますので。
人間は、感情に支配されやすい生き物です。間違いなく。
だからこそ、メンタルが保てないのは「当たり前」と考えましょう。
それを否定してはいけません。
メンタルが保てないのが問題なのではなく、メンタルと上手く付き合っていくことが本質的な問題、という訳なのです。
④手数料が高い
これは特に為替(通貨ペア)などで言われることですが、手数料が高いのであれば安い取引所を選ぶ事。
まずこれは当然です。
あとは「スキャルピングの回数を絞る」という手段も有効です。
ここで言う「絞る」というのは、単にトレード回数を減らすのではなく、「勝てる可能性が高い相場状況のときだけに絞ってエントリーする」という事です。
その事によって必然的に勝率は上がっていきますし、無駄なトレードも減少していくので必要以上の手数料もかからないという寸法です。
また、仮想通貨に関して言えば『手数料を貰える取引所』を選択すれば良いので、これは何の問題もありませんね。
手数料に関しては前回の記事が参考になるかと思います。
⑤損小利大のトレードになりにくい
そもそも、スキャルピングというものは本来、
『損小利小』であり、その利益の積み重ねを複利で回すからこそ莫大な運用利率を生み出すことが出来る手法です。
この辺りはトレード手法の記事にも書いていますね。
なので、損小利大のトレードになりにくいのは当たり前なのです。
また「損小利大」の考えは・・・正直言うと、非推奨な考え方だと私は思っています。
というのも、「利大」はそのまま「欲をかく行為に繋がる」からです。
どういう事かと言うと、利益の最大化を狙っていくということは、
「目の前に確実に得られる利益を得ずに、まだ得られるかどうかわからない利益を追求する」
という事です。
その事によって、
「本来、“確実に得られた利益”を得ることが出来ず、さらには“最大化された利益”も得ることが出来ない」
もしくは、
「逆にマイナスとなってしまった」
といった状況に陥りがちなのです。
この「欲をかいた結果、悪い状況になる」というのは本当によくあることなのです。
例えば、「根拠はないけど思ったより利益が出そうだから売買価格を変えてみよう」とかですね。
これをすると大抵うまくいかず、損失が発生します。
・・・今、ドキッとしませんでしたか?
思い当たる経験、ありますよね?
それです。
そうならないよう、“確実に得られる利益”は得ていく。
「利小」でも良いのです。
生き残ることが最優先なのですから。
⑥値動きに振り回されやすい
確かに、スキャルピングは1分足がメインとなるため、相場の動きが激しいです。
中には「ダマシ」も存在しますしね。
ですが、根拠あるルールを定めていれば、振り回されることはそうそうありません。
なぜなら、全て「ルールによって判断する」からです。
値動き(相場)は、そのルールに当てはめて考える“材料”であって、決して振り回されるものではないのです。
それに、スキャルピングをしているからって、常にトレードをしなければならないわけではありません。
ルールにそぐわない場面だったら、相場を眺めているだけでも良いのです。
あなたの定めたルールとライフスタイルに合わせて、スキャルピングを行なっていきましょう。
⑦大きな損失になりやすい
これは2つの問題から引き起こされた損失ですね。
具体的には以下となります。
・エントリーした段階で明確な「損切りポイント」を定めていない
・損切りポイントを超えた損失が発生しているのに、根拠のなく「大丈夫だろう」と楽観的な判断をしてしまう事
損切は「価格に対して2%以内」とするルール徹底と「損切りポイントを超えた段階で機械的に損切する」という鉄の意志が必要です。
といっても、私の学んでいるトレード手法でエントリーした場合に関して言えば、2%の損切りポイントを超えることって滅多にないので、そもそも大きな損失が発生している方は、損失リスクを全然コントロール出来ていないんじゃないかと思います。
※損小利大でトレードして、利益を出せていない人は大抵そうなんじゃないかと・・。
この辺りの詳細はコチラの記事としてまとめていますので、参考として見ていただければ幸いです。
⑧悪い癖がつきやすい
悪い癖として代表的なのはコチラ。
・ポジポジ病(エントリー可能な明確なサインがないにも関わらず、なんとなくポジションを持ってしまう事)
・リベンジトレード(損失を出してしまった後、その損失を取り戻すために倍以上のレバレッジを掛けてトレードする事)
前者はルールをキチンと守っていないことが問題ですね。
後者は感情的なトレードなのでメンタル的な問題です。
いずれも意識すれば十分対処は可能なことです。
何事もそうなのですが、ルールを守ったり、冷静になって判断することって本当に大事なんです・・・。
当たり前の話ですが、この基本が出来るだけでも、勝率や生存率が全然変わってくるんですよね。
⑨高い分析力と即座の判断力を求められる
分析力に関して言えば、例えばトレンドラインや移動平均線を使ったりすれば、「今のトレンドは見てわかる」ようになります。
そのためのインジケーター(指標)ですからね。
もしインジケーターの見方がわからない場合は・・流石に勉強不足かと(汗
インジケーターの概要についてはこちらで書かせてもらっていますので、よくわからないという方は見てみると参考になると思います。
また、判断のスピードについてですが、これは「慣れによって向上する事がほとんど」です。
例えばですけど、パソコンのキーボードを打つスピードも慣れによって全然違うじゃないですか。
人差し指でポチポチやってた方が、半年後にはキーボードを見ずにブラインドタッチが出来るようになってるとか。
それと同じです。
基本的な判断基準はルールが全てですので、それを覚えてしまう事で、スピーディーなエントリーや損切の判断が可能となるのです。
要は焦らずにやっていきましょうという事ですね。
⑩値動きが細かいほど予想しづらい
スキャルピングは1分足なので値動きが細かいのは当然ですが、予想しずらいというのはちょっと問題です。
というのも、ルールに従って予想しているのに、「予想ができない」という事は、ルール自体に欠陥があるという事です。
そうなった場合、ルールに問題がないかを検証する必要が出てきます。
値動きが細かくても予想できるのが、本来あるべきルールですからね。
また、本当に予想できない事態になった時は、そもそもエントリーすべきタイミングじゃありませんので、その点は理解しておきましょう。
スキャルピングはギャンブルじゃないんで。
さて。
10の原因とその解決法についてお話ししてきましたが、やはりここで大きなウェイトを占めているものがあるとしたら『ルール』なのかなと。
これがしっかりと確率されていないと、どうしてもトレード実施時に判断がブレてしまいます。
そこで改めてご案内しますが、基本ルールに関して言えば、以前も解説したこちらの記事をベースにして頂ければまずは良いと思います。
更にもう一歩踏み込んで、私の学んでいる「負けないトレード手法・ルールの詳細」を知りたい方は、以下の記事で色々書いているのでご参考までに。
このトレード手法はマジでガチです・・・
まとめ
では、今回の記事をまとめてみましょう。
- スキャルピングは本当に難しい?
・下調べや学ぶこと無しに勝つことは難しい
・ルールや根拠、損切方法が定められているなら、スキャルピングは他のトレード手法よりも低リスクである - スキャルピングが難しく感じる10の原因と解決法
①そもそも勝てない
②たくさんの回数をトレード出来ない
③メンタルが保てない
④手数料が高い
⑤損小利大のトレードになりにくい
⑥値動きに振り回されやすい
⑦大きな損失にになりやすい
⑧悪い癖がつきやすい
⑨高い分析力と即座の判断力を求められる
⑩値動きが細かいほど予想しづらい - 厳格なルールとメンタルが非常に重要である
- 初心者の場合は焦らずに1回のトレードを丁寧に行うこと
- トレードは勝つことよりも生き残る事が最優先
- メンタル回復は寝るのが鉄板
- トレードする上であなた自身が有利な環境で行いましょう
- 損小利小で良いのです。欲をかくことは破滅への一歩

長くなってしまいましたが、如何でしたでしょうか?
トレードで負けないためには、キチンとしたルールを定め、トレード手法上、勝てるチャート以外はエントリーしないこと。
そして、その勝てるチャートになるまではしっかりと待つ。
勝てるチャートになったらスキャルピングで利益を得ていく。
そして、常に状況が変化していくのを冷静に見て判断し、引き際を見極めて、勝ち逃げする。
これがトレードで生き残るコツ、なんですよね。
とまぁ、そんなこんなで、今回の記事でちょこっとだけでもスキャルピングについて理解を深めて頂けていたら嬉しいです。
ちなみに今回のように投資やトレードに関する
「考え方」や「やり方」は
ネット上でも学べるし、
手に入れることができます。
ですが、投資をするのであればもう一つ
大きなハードルを超える必要があるんです。
それが、資金の問題。
特に最初の原資(元本・種銭)に関しては
必ず自分で用意する必要があります。
これがネックになってどうしても
投資に対して及び腰になっちゃう人が
あとを絶ちません。
でも、それって普通の感覚だと思うんです。
だって、はじめての投資で
10万円以上の大きなお金を動かすのって
正直怖いじゃないですか。
そもそもはじめてなんだから
上手くいくかも分からないですからね。
でも、その
「自分のお金を失うかも」
という不安を無くす方法があるんです。
それが
「ゼロから原資(種銭)を作る方法」
です。
その方法についてこちらで話してみました。
→ 投資の原資(元本)はどう用意する?ゼロから生み出す“種銭”創出術
もし、あなたが手持ちのお金を使わずに
「投資やトレードを行いたい!」
というのであれば、
最初の一歩として知っておくと
かなり精神的に助かると思いますので
よければ、見てみてくださいね。