
ツツジです。
今回の記事で分かる内容はこちらとなります。
- ホリエモンこと堀江 貴文氏 著書
『ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法』
に関しての書評、感想をお伝えします
では、どうぞ~。

まず、本書を読んだ内容を私なりに噛み砕いて要約すると、こんな感じです。
これからの時代を生きる方々へ。
これから先、世界は大きく変わります。
それこそ、「遊びを仕事に出来るくらいの激変」がすぐそこまで来ているのです。
そんな時代に求められるのは、
他者に「夢」を、「エンターテインメント」を提供すること。
つまり、「楽しく」、「面白く」を提供する、ということです。
その一つの手段が、堀江氏の提唱する【ハッタリ】という技術。
この【ハッタリ】は、確かに最初は他者を偽る行為です。
ですが、ハッタリをハッタリで済ませずに、その辻褄合わせに全力を注ぐことで、
あなた自身を『成長させる強力な起爆剤』となります。
さらに、この【ハッタリ】の繰り返しによって成長していく姿は、
それこそ「夢」や「エンターテインメント」に匹敵するストーリーを生み出すのです。
その【ハッタリ】が無理難題、荒唐無稽であればあるほど、
他者はそのあなたの行動に釘付けとなり、
その【ハッタリ】を実現するために走り回るあなたの姿にエールを送りたくなるのです。
その努力が、行動力が、爆発的な影響力と信用を生み出すのです。
お金はそのための「応援」でしかないのです。
恐れずに一歩踏み出して、誰にも考え出せない【ハッタリ】をかまして、
人生を楽しく、思うままに生きていきましょう。
・・・・・こんな感じですね。
ハッタリという言葉を用いて、怪しげなイメージを持った本書ですが、
中身はビジネスマインドや勇気を高めてくれ、読み終えて清々しい気持ちになれる良書でした。
では、併せて本書の目次も見てみましょう。
◆目次
はじめに 挑戦そのものが人と金を魅了する
第1章 労働オワコン時代
労働はオワコン/やらされ仕事では人と金はついてこない/カネは、君と遊びたがっている
第2章 ボケの時代
損得を考えないボケが応援される/スライムを作って億万長者/情報をダダモレさせて心を奪え/カネよりも共感/ほっとけない孫になれ/高速でお金を回せ
第3章 プレゼン術よりハッタリ力
「いいプレゼン」の絶対条件/相手を知ることがすべて/相手の心をつかむハッタリ実例/雑談こそが信頼性を上げる/プレゼン資料はシンプルが一番
第4章 ハッタリ人間が捨てるべき三つのもの
もっともらしい言葉を捨てろ/親の教えを捨てろ/プライドを捨てろ
第5章 ハッタリの後始末
やりながら学べ/パクってパクってパクりまくる/オリジナリティは想像力
第6章 それでもハッタリをかませない良い人な君へ
まずは自分にハッタリをかませ/ノリで動け/ハッタリは「覚悟」という名の「信用」
第7章 「努力」という最大のカラクリ
人生の中の足し算と掛け算「/努力」が楽しくないうちはあまい「/大人」になんてならなくていい
おわりに ハッタリかまして生きていこう
気になった方は一度お手にとって頂ければと。
さて、ここからは本書の中で私が「面白い」、「いいな」と思った言葉を、
私の意見を交えながらご紹介させて頂きます。
ちょっとネタバレになるので、
未読の方やネタバレ回避したい方は見るのを避けてくださいね。
見終わってから、見て頂ければ幸いです。
以下引用:堀江 貴文氏 著書『ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法』
・・・・・。
OKですかね。
はじめていきましょう。
基本的に本書の頭から順番になっているので、
ペラペラとページをめくりながら見て頂ければと思います。
■人は夢を見たい生き物なのだ
私も三十路を超えた辺りで、
今の生き方に満足していたかをふと自分を振り返ったんですよ。
そしたらやっぱり、まだまだやりたいことや夢があったんですね。
しかも、そのやりたいことや夢を諦めきれない・・・。
そう思うと、いくつになっても心はまだ10代なのかもしれません(笑
というか、これじゃ「夢を見たい」じゃなくて「夢を叶えたい」ですねw
■テクノロジーによって、人々の仕事が失われることはない。それよりむしろ人に新しい仕事をもたらしてくれる。
奪われることばかりが話しに上がりますが、事実、新しい職も間違いなく増えますね。
言葉の表現方法としては、「奪われる」というよりは、「移り変わる」という形が正しいですね。
このような流動的な仕事の変化についていくことが今後重要な生き方となります。
■退屈な仕事がなくなり時間が余る。余暇が生まれる。
今じゃ考えられないですが、5年から10年先は本当にそうなる可能性が高いです。
それくらいの技術の進歩のスピードが早いのです。
しかもこれから更に加速化します・・・。
量子コンピューターの実用化も後5年あれば行けそうですし。
■遊びにハマって、とことん楽しむ。
その結果、ビジネスが生まれる・・・。
確かに、一つのことにハマってそれをとことん極めると、
完全に周りを圧倒する影響力を持てるようになるのは事実ですね。
遊びが仕事に変わると言うのはそういうことなわけです。
■一億総発信者の時代
私もこういった風に情報発信をしていますが、
確かに情報を抱えていても、埋もれてしまっては意味がないんですよね。
他者との差別化やブランディングなどをうまく使いこなさないと、
生き残れない時代になっています。
だからこそ、自分独自の魅力を全面に出していく必要があるんですね。
■自分の努力の過程を、成長の軌跡を、自分の言葉で発信し続ける
まさしくですね。
自分の体験、経験を結果を生々しく語ることで説得力や臨場感、
その時感じた「熱量」までも、文章からにじみ出てくるものなのです。
■優秀な起業家ほど・・・・自分という人間や会社が目指すビジョンなどを伝えようとしているのだ。
今後、ビジネスは価格や機能ではなく、
“誰の”商品かという点がビジネスのキーとなりそうですね。
そういった意味でも、優秀な起業家は「自分を売っている」訳ですね。
これ、かなり重要です。
■筋トレと同じように、メンタルや行動力も負荷をかければかけるほど強くなっていく
どのようにすれば、新しい挑戦をドンドン行なうのは大変ですが、
その分だけあなたは強くなる。
それこそ、ドラクエみたいに最初はスライムしか倒せなかった勇者が、
スライムナイト(ピエール)を倒せるようになったり、
ゴーレムと戦えるようになったりするのと同じように。
人生をゲームのように楽しむわけですね。
■アイスブレイク(緊張の解きほぐち)なくして、プレゼンの成功などありえない
大喜利(笑点)でもやりますよね。
お客さんの土地、地域に関する情報を事前に仕入れておいて、
番組の最初の自己紹介の時にお客様に対して
「あなたに興味がありますよ」という意味で、ご当地の話をする。
あれも、プレゼンなわけですよ。
意外かもしれませんけど、やってることは同じなのです。
■補聴器を売るビジネス
この例文は逸品ですね・・・・(笑
書籍を是非読んでほしいレベル。
これは、ハッタリと言うより「人心掌握術」に近い気もしますけどねw
■ハッタリ人間が捨てるべき三つのもの
一般常識、親の教え、プライドは不要です、とありますね。
これについては、賛否両論ですね。
というのも程度の問題で、
一切合切全て捨ててしまうというのが、少々やりすぎかなと。
例えば、善悪の定義(して良いことと悪いこと)などは
捨てるべきではない常識なのかなと思います。
必要なのは、固定概念に囚われずに、考えて行動し続けること、だと思いますね。
■やりながら考えるという見切り発車の姿勢が大切
結局、あらゆる準備が整った状態でチャンスなんて来ないものなのです。
だからこそ、常に走っているような見切り発車状態で、
先を見据えた改善活動や分析を行っていく必要があるのです。
■人類史上初、成功ノウハウがタダ同然で手に入る時代
これは本当にそう思います。
やるかやらないか、それだけなんですよ。
本当に。
多くの人は、まずやらない。
そして、やってもすぐに諦める。
それじゃダメなんです・・・。
あらゆる成功者はすべからく努力しているのです。
それこを、尋常じゃない時間を費やして・・・。
■すでに上手くいっている方法をパクるのは基本中の基本
その通り。それが最速の成功方法であることに間違いありません。
全てのノウハウが詰まっているわけですからね。
あとは、そこから、ユーザー目線で、改善をひたすら続けていくことで、
自然とあなただけのオリジナリティが生まれるのです。
■「ハッタリをかましてその後で辻褄を合わせること」は・・・・人生の最高奥義だと思っている
この言い回しが面白くて好きですね。
ハッタリを実現するために、凄まじい負荷を自分自身に吹っ掛けて、
その負荷の分だけ、まるでバネのようにぐ~~~んと力が伸びる、ということですね。
■「面白そう」「楽しそう」と思った瞬間に動き出そう
人の好奇心には限界がありません。
その中でも「面白そう」「楽しそう」といったものに対するモチベーションや熱中度は尋常ではなく、
そこで学ぶ意欲は普段の仕事の学びとは比較にもなりません。
もしあなたが少しでも、「面白そう」「楽しそう」と思った事があるのであれば、
遠慮などせず、どんどん貪欲に知識を得ていくべきですね。
■掛け算の土台を、実は「足し算」という下積みが支えていることを忘れてはいけない
本当にそうですね・・・。
苦労や挫折をせずして、成功者になった方はほとんどいないのではないかと思います。
最初は誰しもがなにもないゼロからの出発。
そこから、1つずつ・・・誰にでも出来ることをただ愚直に延々と続けてきただけ・・・・。
まさに本書にもあった通り、「努力の足し算」なわけです。
でも、その下済みの量が、掛け算が可能になった段階で爆発的な力を生むのです。
それまでは1つのことに集中すべきなんですよね。
■楽しくなるまで、一回「努力」をしてみよう
最初の努力は、本当にツライ。
でも、それに耐えて続けていくと、
知らず知らずのうちにあなた自身のレベルが上っているのです。
これは仕事でも言えることですが、
人間は「慣れるもの」なんですよ。
あんなに嫌な満員電車ですら、みんな毎日乗っているわけです。
ちょっとした努力が出来ないわけがないのです。
だからこそ、徹底的に没頭してみましょう。
一回突き抜ける経験を得られれば、どんなことも、なんであっても、
同じように突き抜けられるようになれますので。
書評まとめ
今回の書評をまとめてみましょう。
- これからの時代に求められるのは、他者に「夢」を、「エンターテインメント」を提供すること
- ハッタリの辻褄合わせに全力を注ぎ、あなた自身を成長させる『強力な起爆剤』としましょう
- ハッタリによる成長過程は、「夢」や「エンターテインメント」に匹敵する“ストーリー”を生み出します
- ハッタリを実現するための努力と行動力は、爆発的な影響力と信用を生み出します
- 一歩踏み出す勇気こそ、【ハッタリ】をかまして踏み出していきましょう
- 人生は楽しく、面白く、思うままに生きていくべきです


今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
不明点や気になったことは何でもお問い合わせくださいね。
では、また次回に。
ツツジ